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増田貴久の身体の魅力について

 

NEWSの増田貴久さんがジャニーズ事務所に入所して20周年を迎えました!

わーい!!おめでとうございます!同期のみなさんおめでとうございます!

 

 

去年の入所記念日は何を書いたのかなと見返したら増田さんの「歌声」について書いていました。今年は増田さんの「身体」について書こうと思います。

というのも、ここ1ヵ月ちょっとで増田さんの肌の露出がある雑誌が3誌発売になりました。本当に露出があったのは2誌だけど残りの1誌を曇りなき眼で見定めてもやっぱりこれは露出だと感じたので3誌。どれを見てもいい身体過ぎて毎回見る度にどきどきするし最高に熟れてる…と思うし冷静になって考えても色気が半端なくて!しかもその本ごとの特色が面白い。一言で肌の露出と言っても色んな魅せ方があって、セクシャルなものもあればそう捉えなかったものもありました。記憶が新しいうちに書き残しておかねば!と。

芸歴20年の中で一番忙しいと本人が話していたこの夏。生放送のレギュラー、舞台、ドラマ出演、ツアーに記念ライブと、本当にたくさんの仕事がありました。その夏を共に乗り越えてきた身体が記録として残ることがうれしかったりもします。

 

 

増田さん、いい身体してるんですよね~。

現実世界の私の友達にはジャニオタがいなくて、高校大学の同級生とか元職場の同期にNEWSの増田貴久がめちゃくちゃかっこいいんだよ!って言ってもなかなか伝わらない問題に直面する日々ですが、普通の増田さんの画像には反応が薄いのに脱いでる画像だと「なにこれ!まっすー!?いい身体じゃん!!イメージ変わるんだけど」と目がおっきくなるんでウヒウヒします。なんか、こんなにあっちもこっちも色気がヤバいって言ってて担当だけじゃなくて他の担当の人も色気にあてられてるし、何か女を狂わせる理由があるんじゃないか…なんて思うわけです。何か抗えない色気が出ているとしか思えない。

(増田さんの)筋肉は(女を)裏切らない。

彼の筋肉史に残る大事件といえば2017年7月号の美的。

 

uq2aa.hatenablog.com

 

この記事、1年半経った今でも検索から飛んでくる人がコンスタントにいて、一体どれだけの人が増田貴久の色気に気づいて「増田貴久 色気」で検索してるんだろうな…ってドキドキします。静かに、でも確実に需要がある増田さんの色気。

この時にも書いてるけど、増田さんの色気の強さって「生物として圧倒的に強い」ことがベースにあるんじゃないかと思うんです。

BMI22~23くらいが一番健康で長生きすると言われますが、増田さんの171㎝67kgはBMI22.9。肌が綺麗で髪の毛がしっかりしているところから栄養状態がいいこともうかがえる。定期的に体を動かして運動習慣もあるし、筋肉もある。虫歯がなくて歯がしっかりしている。食べるのが好きでよく食べるエピソードがたくさんあるし、実際とてもおいしそうに食べる。お酒もほどほどに飲める。骨格のバランスがいい。ダンスやラップからリズム感がいいことも分かる。声が低くて歌が上手い。運動神経がいい。踊っているところをみても身体の使い方が上手い人なんだろうなと分かる。過去のゼウスではレスリングで小島よしおさんを倒したくらい強い。…とか思いつく特徴を挙げていくと生物として強い要素しかない。強くて歌が上手くて健康って、鳥とかだったらすごい子孫繁栄しそう。

そこに普段の発言とか、人との関わり方とか、大切なものをずっと大切にしている姿とか、「人となり」みたいなものが重なってどんどん魅力的に見えてくる。沼。ほんと沼。一度魅力に気づいてしまったらもう底なし沼。

 

去年の美的の時は「脱ぐ」か「脱がない」かの選択が大きかったような気がしていますが、今回は少し違ったのかなとも思ったりします。もちろん美的の時もやるからにはどうするかというのは考えていただろうけど、本人も「タイミングがあるから2年くらいは断ってきた」と言っていたし、「脱いだ」という事実が一番大きかった印象がありました。「身体」そのものを見せて、その機能的な筋肉の美しさでぶん殴る感じ。今は、どう魅せるか、どんな物語があるのか、素材として扱うのか、ただ肌を見せる見せないだけではなくてどういう風に扱うのか広がっていっている気がしてワクワクします。

 

 

  mina 「プロデュース」する身体

私服連載をもつminaの4周年記念としてのスタイルブック。ちょっとだけ本屋で覗いてみようと思ったら開いたところに濡れたTシャツを着た増田さんがいてびっくりして本を閉じたやつ。私が買った書店ではminaは女性向けファッション誌とは別のティーン雑誌のところに置かれているので、これティーンでいいの!?むしろ18禁コーナーでは????と勝手にあわあわしました。よく見たら服も脱いでないしいかがわしいのは私の見方と頭の中だけなんだけど。いやでもアラサーから見たらこれそういうことじゃん(察し)みたいな。袋とじ(本当はいかがわしいものじゃなくて毎年周年記念の月はBook in bookになってる)の中身はもっとすごかった。てか、衝撃の一言が。

「服を着たままバスタブに浸かってみたい!」と提案した僕の夢を叶えてもらいました。

これ。「夢かなった!いぇい!」くらいのテンションで書いてあるけど服を着たまま水ってヤバいし何が一番ヤバいって発端が本人なことがヤバい。まさか自分の担当が自分の意志で服を着たまま水に濡れるなんてことがあるなんて思わないもん。

大きく掲載されたバスタブに入っている写真は、白いTシャツが透けてうっすらと肌色が見えるんですけど、絶妙に体のラインをひろってなくてその1枚の布の奥にある形を捉えられていない感じがもう…「あるけど見えない」ってなんでこうも威力があるんだろう。水の中でふわっと浮いている白いTシャツ、それを押さえるように沈んでいる重みのあるネックレス。濡れた金属の質感。その布と金属の重さのバランスが絶妙で天才的にかっこいい。あえて服を着たままバスタブに入るっていう普段はしないことに対する背徳感みたいなのもあるし、そうそうminaさんってこの前は目隠し(いかがわしく見えているだけで実際はブランドもののアイマスク)もしてましたしね、ええ、理解理解って感じ。もう1カットは透けたTシャツが肌に張り付いて背中の筋肉の形がはっきり見えて、それがあるからなお一層形の捉えられないTシャツの奥を考えてしまうみたいなところがあります。右手で前髪をかき上げて、左手を伸ばして誘っているようにも見えるのも!もう!えらいこっちゃ!他のページではおもむろにスエットを脱いでいるカットがあったり、ファッション誌とは!?と思いながらも、確かに服を着ることだけじゃなくて脱ぐことや服を濡らすことも「服」なのか…となってみたり。

常々増田さんは自己プロデュースの鬼だと思っているのだけど、32歳の成人男性として自分の身体をどういう風に見られるか分かってる上でそういう魅せ方をしてくるのがずるいし、本人はあくまで「夢が叶った!」「おしゃれ!」としか言わないところに完敗!って感じです。どう?色気があるでしょ?とは言わず受け手の受け取り方に任せてくれるけど、おそらくその反応は計算通りなんだろうなと思うところもたまらないところ。どのシチュエーションで、どの服を着るのか、4年間毎回どういう紙面にするのかやりとりを重ねてきただけ破壊力強いなと思いました。

minaは「プロデュース」によって魅せる身体。

 

 

 

 装苑 「素材」になる身体

装苑のMFBB(=増田貴久のファッションバカ万歳!)も連載。考えてみたら好きな服の関係で2つも連載があるってすごいなと思いました。芸歴20年、好きなことを仕事に繋げていく姿に憧れたり励まされたりもします。2018年11月号のMFBBはチョーヒカルさんの「ボディペインティング」。

www.hikarucho.com

左の上腕と左の脇腹が切り取られ、青みがかった機械の身体がのぞきます。肩関節の位置の丸いパーツ、左の脇腹からは肋骨の位置に斜めに走っているおそらく胸部の形を生み出しているパーツ(肋骨?前鋸筋?)と腰に向かうパーツ(これは背骨みたいに縦のラインを支えてたりするのかな)。そしてその機械の身体から生える花。

なんか本当に綺麗でちょっと不思議で、上半身裸で肌に直接描かれているのにエロい!とかじゃなくて見入っちゃう。ボディペインティングの予告がされた時は脱ぐのか!?と大騒ぎでしたが、実際見てみると「肌を見せる=エロい」ではなくて、こういう身体の魅せ方もあるんだなと自分の反応にびっくりしました。暗い部屋とか日光の下とか蛍光灯の下とか、近づいたり離れたり色々見てみたけど、電気をつけてない部屋で1mくらい離れて見た時の見え方が一番好きだったかも。肌との境界が曖昧になって、中の青い機械が光を帯びて浮かび上がってくるみたいな。

アルバム「EPCOTIA」のソロ曲「Thunder」ではアイドルも一人の男だと歌い上げた増田さん。 装苑でボディペインティングを施された増田さんを見ていると不思議な感じがしてきます。人間だと思って見ていた皮の中に機械の身体があって、果たして本当は人間なのか、機械なのか、分からなくなってくるような。増田さん本人の身体には30代男性の生々しさがあって、生々しい身体の中にある機械の無機質さと生の花の感じもすごく面白かった。花って機械そのものにとったらマイナスにもなるものなんじゃないかとか思うんですけど、それも一緒に体内に宿していると、もしかしてこの機械には感情があるんじゃないかとか、機械の中に花がある状態になるに至った何かがあるんじゃないかとか、そういうことを考え始めてしまいます。身体の中が見えるボディペインティングって不思議で、身体の上にのせられた絵具で中身が見えるって、隠しているのかさらけ出しているのかが揺らいでくるし、身体の上にあるからファッションなのか、服って何?どこまでが身体なの?ってなってくる。

絵だけじゃなくて描かれた人ごとまるっと作品になるって面白い。「描かれる」人が「まとう」人になるって面白い。客体が主体に転換するってなんだか不思議。

機械と花を掛け合わせることについてチョーヒカルさんが「私一人で考えてたら、絶対に出てこなかったような案」と話しているのも面白くて、素材でありながら素材だけにとどまらない、コラボの中で新しい作品が生まれてくる楽しさを感じました。

装苑はボディペインティングをまとう人、「素材」として魅せる身体。

 

 

 

Mgirl 「登場人物」としての身体

蜷川実花さんがディレクターをしている雑誌。NEWSでは手越さんが以前表紙を飾っていたり、KAGUYAの超絶美麗MVを作っていただいたりしていて、毎回その世界観に圧倒されます。Mgirlがあまりに欲しすぎて発売日書店から電話が来る前に近辺をうろうろしてみたのも、家まで我慢できずにビニールできっちり封をされているのを車の中で必死で開けたのもいい思い出。笑

Mgirlの彼は増田さんでもまっすーでもなくて、どこか遠く知らない世界の出会ったことのない誰かみたいに思えました。ピンクの強い紫の光で上半身の陰影が浮かび上がって、確かに増田さんなんだけど、その世界の物語の登場人物のよう。身体は30代の厚みのある筋肉質な体型なのに、その視線はどこまでも無垢で、自分の身体が誰かを愛することができるとは考えていないような雰囲気もある。身体と表情がアンバランスな感じ。もう本当に身体が綺麗で、最初の鏡ごしにこっちに視線を向けてるカットの筋肉とか、腰へのしまり具合とか、発達した大胸筋の膨らみに光があたって曲線を描く感じとか鈍い光ごしでも分かる鎖骨の固さとか僧帽筋のなだらかな感じとか!もう!いい身体!!!流石きっちり封されてるだけあるで…。私的にはエロい、というよりは、強い、でした。すごくよく任務をこなせそう。

裏の社会でしか生きられない男で多分行く先はハッピーエンドじゃないんだろうなとか考え始めると物語の妄想がどんどん膨らんで止まらなくなってしまいます。生い立ちは?組織に拾われるに至った経緯は?どんな風に育てられてきた?今までにどんな仕事をした?どういう風にこれから出会って、どういう風に終わっていくの?なんて、次々浮かんで映画か小説ができそうな勢い。というか既にできてる、頭の中では。

この、生と死が入り混じるような、綺麗な中にも毒が潜んでいるような世界観って、やっぱり蜷川さんのもつものなのかな~。すごい。増田さん、基本的には「生」の人な印象が強くて健やかで明るい太陽みたいなイメージなんですけど、コンサートの映像とか見ていると一瞬ゾワッとする、無機質というか狂気じみてるみたいな瞬間がある気がしていて。NEVERLANDのミステリアの最初とか、QUARTETTOのI・ZA・NA・I・ZU・KIとか、テゴマスのまほうの中の一瞬とか。最近だとゼロ一獲千金ゲームの中で演じたカズヤの表情の一瞬とか。そういう感じを思い出しました。8ページの上の指を唇にあてて無表情でまっすぐこっちを見ているカットとか結構怖い。

増田さんの魅力として「増田貴久」「増田さん」「まっすー」を行き来するその変幻自在さがあるんじゃないかと思っているんですが、そう見せているのか無意識なのか、その理解しきれない感じがどこか知らない世界の物語の登場人物としての魅力にもなっているのかななんて。

Mgirlはその世界観の中の「登場人物」として魅せる身体。

 

 

 

はぁすっきりした。

改めて自分がどこが好きでどういうことを考えたのか書いてみると、身体そのものの魅力もさることながら、その向こう側にある物語や作られた過程が好きなんだなと気づかされます。自由に想像できる余白を残す、どこまで見せてどこまで見せないかを決める。自分が担当である理由として増田さんがコンサートなり衣装なりを「作る人」であることが大きいんだろうなと思います。顔も好きだけど。身体も好きだけど。そんなこと言ったら全部好きだけど。

毎日見てても飽きないし、好きになる一方だし、次はどんな作品ができるのか、増田さんの頭の中にはどんな未来が広がっているのか、どんな景色を見せてくれるのか、楽しみでしかありません。

増田さん20周年おめでとうございます!

これからもあなたの人生が愛で満たされていますように。好きな仕事ができますように。

あとたまーーーーーーーにでいいから脱ぎますように!

 

 

mina(ミーナ) 2018年 12 月号 [雑誌]

装苑 2018年 11月号 (雑誌)

Mgirl2018-19AW(no.23)