世界で一番平和なところ

NEWSをすきになりました

シゲちゃんの!こんな朝ドラ!見てみた〜い!!

 

暑くて家にいると妄想捗る〜〜〜!もうずっとドラマの設定考えちゃう……

 f:id:uq2aa:20170813125614j:image

いのちのうたのHPに載っていた加藤さんがあまりにさわやか過ぎて、朝ドラのヒロインの夫役をやってくれないかな〜なんて、長文の妄想を送り付けたんですけど止まらず、勢いのままで考えたやつです。本当に加藤シゲアキさんは昭和が似合う…。時代考証とかない!場面も飛ぶ!基本的に加藤さんに言ってほしい台詞と姿から膨らんだ妄想(あとねぶわーーーーっと書いてからふっとあれこれあの朝ドラと主人公の職業が一緒じゃ…って気づいた阿呆なんだけれども……これから繰り広げられるのは全く関係のない妄想です)

ヒロインの名前(ゆい子)はお友達が考えてくれました(天才か)

 

 

昭和初期。ヒロインゆい子は三姉妹の末っ子。

おじいちゃまが恐らく明治の頃に国費留学されてる方で、それなりの職業だったしまあまあお金持ちだから、お家は暖炉とかカーブを描いた階段とかあるかな、あるだろうな。おじいちゃまの部屋には壁一面にガラス戸の木目の光沢ある感じの本棚があって、洋書がいっぱい並んでる。姉2人とは違って本を読むのが好きなゆい子は、おじいちゃまに英語を教わりながら自分より横幅が大きいような分厚い洋書をひたすらに読む。「これはどうやって日本語にすればいいかしら?」「おじいちゃまこれはいかがかしら?」ってちっちゃいゆい子が赤地の絨毯の上で本を開いて覆いかぶさるように読んでて、後ろで椅子に座ってるおじいちゃまに聞くの超かわいい。ちょっとおっきくなったら窓辺にもたれかかって、おじいちゃまがいないときには革の椅子に座って。おじいちゃまのお部屋が秘密基地。

幼少期のエピソードは本が好きなことを男子に茶化されて本を奪われて取っ組み合いの喧嘩をするってやつ。おじいちゃまに暴力はいけないって怒られる。「おまえの言葉は何のためにあるんだ、何のために本を読むんだ」って言われよう、うん。

 

第二次世界大戦がはじまり、自由に本が読めなくなっていく中でも、ゆい子はこっそり英書を読み続ける。きっとまたどこでも読めるようになる日が来るはずだからと信じてこっそり読み続ける。長女なほ子の結婚と出産。旦那さんの出征。空襲で家が焼け、おじいちゃまが金庫に入れていた一冊の英書だけが残り、おじいちゃまも亡くなる。戦争が終わる。おじいちゃまと書斎のいなくなった家が建つ。次女ふみ子はちょっと遠方にお嫁にいく。なほ子の旦那さんの無事の帰宅。

 

ゆい子いいとこのお嬢さんだから、どうしてもある程度の年齢になったらお見合いの話とか出てくるのよ。10代終わりから20代はじめの頃。

きれいなお着物着てお見合いの場で色々話して、恋とか結婚ってどんなものなのかしらって考えるゆい子かわいい。まぁまぁ、あとは若い2人でって言われてお庭の散策とかしながら2人で話してると相手が「奥さんには家にいてほしい。僕が帰るのを笑って迎え入れてほしいんだ。守ってあげたい」ってまぁまぁ多分当時の家族の形としてはそんなにおかしくないことを言うんだけど、なにせほら、ゆい子ちゃんは本が読みたい訳だから噛み合わない。しばらくぼーっと考えてて放送事故ぎりぎりぐらいの無音の時間。池の音がめっちゃ響く。その後口を開く。「私は本が読めなくなったらきっと心が死んでしまいます。お家で家事をして、子どもたちを育てて、あなたを待って。それも幸せだと思いますけれど、その生活の中で私はいつ本を読めばいいのでしょうか。想像がつかない、私の、私だけの時間はあるのでしょうか。本が無いと、私の心がからっぽになってしまいます」って。相手たじたじ。

そんなこんなしてるとお断りの連絡がくる。なんてのを3回くらい繰り返してママはため息ついてるしパパはちょっと安心してる。お姉ちゃん夫婦(長女:なほ子が婿とって同居)も顔見合わせてるし、娘(4)は「結婚ってなあにー???お嫁さんってどうやったらなれるのー???」って質問魔。そんな中でもゆい子は今日も本を読む。飲み込めない気持ちを飲み込むには本を読むしかないから本を読む。

 

この子はきっと結婚しないに違いないみたいな空気が家中占拠してる中で、ほんとに偶然に仁(加藤シゲアキ)と出会う。駅かな〜、駅だろうな〜。仁さんの名字はタチバナさん(響きがかっこいいから)。実は老舗の和菓子屋さんの跡取り。ゆい子が落とした英語がいっぱい並んでる紙を仁さんが拾うところからスタート。「あの、落としましたよ」って振り返ったら和服のきれいな顔のお兄さんよ。私だったら間違いなくここで時代飛び越えて小田和正さん出てくる。けどゆい子は違う。ゆい子ちゃんそういうの気にしないから、「どこの国の本ですか?」って聞かれて嬉しくなっちゃってばーーーーーって話すの。仁さん一瞬目がまん丸になっちゃうんだけど、あんまりにもゆい子が楽しそうに話すもんだからうんうんってちょっと笑いながらも全部聞くのね。「本が好きなんですね、素敵ですね」なんて言われてぽかんってしちゃって。今まで男の人にそんなこと言われたのおじいちゃん以来だったから。これまだ落とした紙受け取ってない状態。身振り手振りで話し過ぎて受け取ってないことに気づいてない。そしたら電車がきて「あっこれ…!」って渡されてギリギリで乗り込む。一目惚れなんだけどね、自分の気持ちに気づいてない。ぼーっとして本を読もうと開いたものの昼間の仁さんの顔が浮かんじゃって、全然集中できなくて、本を閉じてお布団かぶって寝る。

って言ってると次のお見合いで仁さんがきてさ!2人とも目がまん丸!「うちのゆい子は本のことばかりで…」って困り顔で言うゆい子ママに、「僕も和菓子のことばかりなので人のことは言えません」とか言って。

「この間、大丈夫でしたか?電車」から話は始まって、あんなに聞こえてた池の水音はもう全く聞こえなくて、「僕今まで全然本を読まない人間で…でもゆい子さんがどんな本を読んでいるのか知りたいです」って。もうふたりとも早く結婚しちゃえよ…って思うやつ。

 

ゆっくりじっくり話進めよ?仁さんの仕事場見に行って、ガラスケースに並んだキラキラした和菓子をみてゆい子の目もキラキラ。そうそう、和菓子作り一緒にしよ?ゆい子手先不器用だから全然うまくいかないの。それまで、はははってふわふわ笑ってた仁さんが「ちょっとかしてみてください」って渡した途端に器用に形にするの。その真剣なまなざしと横顔にときめこ?加藤さんの大きなお目目が真剣に和菓子を見つめる画面の威力。それでいて「合作ですね」とか言って一緒に食べるの。仁さんがお抹茶点ててくれるから。一緒に本を読んだり、川辺を歩いたり、寄席に行ったり。そういう距離の縮まり方する2人が見たい。

距離は近いのに、どう見たっていい関係なのに、なかなかそこから縮まらない。なほ子姉さんが「お見合いなんだから話を進めてくれって言うんじゃだめなの?いい関係なんじゃないの?」って言いはじめるけどゆい子は「う〜ん…」ってはぐらかしてて。だけどゆい子も段々不安になってくるの。一緒にいたいけど仁さんは同じ気持ちじゃないんじゃないか、って。

 

で。夏祭り。ふたりで浴衣着て行きます。なほ子姉さんに着付けてもらって、珍しく紅さして。りんご飴食べて、人混みで仁さんを見失いそうになって、でも手は繋げなくて、やっとの思いで袖をほんの少しだけ引っ張るゆい子。花火見て、人もまばらになった帰り道でふっと気づくと仁さんが後ろで立ち止まってて。どうしたのかしらって振り返ったところで言われてほしい。

「ゆい子さん、月が綺麗ですね」

もう真っ赤。ゆい子真っ赤。見てる私も真っ赤。やあばい!俯いたまま近づいて、仁さんの手にそっと手を添えて

「あなたとなら」

って答えるの。やあばい!皆まで言うな皆まで言うな。何も言わずに手とかも繋がないで肩並べて帰るんだけど、たまにちょっとぶつかってドキッとする感じ。家まで送ったら「じゃあ、また。おやすみなさい」って。部屋に駆け込むゆい子を見てなほ子姉とママが顔見合わせて笑う。

 

何かあったのかと聞かれるほどうきうきのゆい子。そんな中イギリスで働いている大学関係の方から1年手伝いに来ないかって連絡がくる。迷うゆい子。勧める仁。イギリス行きを決める 。出航。手を振る2人。一回だけぎゅって抱きしめられるゆい子。「いってきます」「いってらっしゃい」

 

多分イギリスでゆい子ちゃんちょっといい感じの人ができちゃうんだろうな。 パーティーとか行く時の相手として当てられた方とか。英国行ってる間仁さんは毎日手紙書くの。ゆい子も書くんだけど多分毎日ではなさそう。

一方日本では仁さんの幼馴染(仁母はこことくっつけようとしてた)が現れてさ。幼馴染がぐいぐい押してくるから渋々一緒に夏祭りとか行ってさ、夏祭りはゆい子と仁さんの思い出のイベントなのに。夏祭りでやっぱりちゃんと断らないとって話そうとしたタイミングでゆい子と鉢合わせするの。帰ってきちゃうのよ。「手伝ってたお仕事が予定より早く終わって…ごめんなさい」みたいな。走り去ろうとするゆい子の手を引っ張ってゆい子実家ね!帰ってきたことも知らなくてびっくりしてる両親に「ゆい子さんと結婚させてください」って担架きるの。いやいや突然すぎる。
まじゆい子パパ激おこ。だから一緒にお酒飲もうね、パパ婿はお酒が無いとね。ゆい子の可愛かったとことかでれでれ話すパパの前でまた真剣に愛を語って酔っ払い2人で肩組んで帰ろうね?どさくさに紛れてゆい子に膝枕してもらお。2人ともゆい子ママに怒られようね?酔っ払い2人を片付けたら、仲直りしてないつもりかもしれないけどママに「夫婦ってのはね」って話されよう?
翌朝ヒロイン宅で目覚めた仁さんは朝一緒に過ごせる良さを知ってみんな並んだ食卓で再プロポーズするの。なほ子姉んとこの娘(5)が「結婚ってなぁに〜〜〜?ねえね(ゆい子)結婚するの〜〜〜?」って聞くわけよ!まーうんしか言えないわな!結婚式は和服と洋服両方でお願いします。仁さんにスーツ着せてくださいお願いします。

 

姑さんはできれば関西圏から若い時にお嫁に来たちゃきちゃきしたタイプがいいな〜〜〜。やっぱりゆい子本の虫だから結婚しても二階の自室に閉じこもってひたすら本を読んでるし、ワンピース着て本を片手に大学に行くことも多いのね。首にスカーフ巻いてたりとかして。子供は仁さんが背中に背負って仕事してて。近所の人が「あらぁ仁さんまた背中にしょって働いてんの〜?英才教育ね〜」なんて言って茶化すんだけど「僕が背負える仕事でよかったですよー、まさに父の背中を見て育ってくれれば…ってやつですけどね」とかって言ってるの。優しさの権化。姑さんには「またそうやってあんたが何でもかんでも許すからあの子はいつまでたっても家のこと何もせんと部屋にこもってるんよ!?」って言われちゃうんだけど姑さんも夢追うゆい子を嫌いきれないみたい。まず仁さんが幸せそうだし。孫かわいいし。愛情深いけど言葉がきつい姑さんがいい。

 

ゆい子の大事な書類の裏に落書きしちゃう娘。あちゃー顔の仁さん。発見して怒るゆい子。びっくりして泣いちゃう娘。仁さんがうまーく間に入ってくれて娘と一緒に本を読むゆい子。

和菓子屋さんに来た英語圏のお客さんの対応をするゆい子。娘は反抗期はんぱなく激しくって家出未遂事件があって仁さんとゆい子で夜道を走り回って探したりもするんだけど。いつかゆい子が英語で仁さんの仕事を支えていたその光景を思い出して和菓子を世界に広めたいって夢を持ち始めるのかも。「あの頃はさ〜子ども心に自分だけを見て私だけのお母さんでいてほしいって思ってたんだよね〜」って話せるようになるといいな。子供は姉弟で、弟はもしかしたら洋菓子が好きになるかもしれない。

 

多分ね、姑さんは生涯ゆい子の生き方を本当には許せないと思うんだよね。だって姑さんにとったら亡くなった旦那さんと息子が守ってる和菓子屋さんが大切だし、自分だってそこを生きがいに生きてきてるし。でもほら何せ気は強いけど悪い人ではないから、曲がったことにはかっちーん!って来ちゃうの。

仕事で女なんだから家にいればいいのにって言われるゆい子。お前の翻訳なんてって書類を投げられる。落ち込むゆい子を見兼ねて話を聞く姑。「あんたは仁や私や子どもたちが何の我慢もしてないと思ってるん?そんなことで折れるような気持ちでやりよるとは思わんかったわ」って喝入れてほしい。仁さんには「僕も好きなことばっかりしてるからなあ」ってふわっと笑ってほしい。

 

最後は◯子の部屋的な対談番組で人生を振り返る。「私の人生は私1人では到底歩めませんでした。主人には感謝してもしたりない。姑にも子供達にも」って。仁さんからもらった手紙と自分が送った手紙を缶の中に大切にしまっていてほしい。その手紙の入った缶と、ゆい子の翻訳した本と、結婚式の日の色褪せた写真が映って、おしまい。

 

 

(で、私はいったい何を書いているの…?)(すっきりした)(多分付き合い始めあたりがピーク感否めない)(おつかれさまでした)