世界で一番平和なところ

NEWSをすきになりました

職人NEWSの伝える力 #にゅすほめ

  

はじめまして、でしょうか、お世話になっております、でしょうか。せろりと申します。

 

 僭越ながらこの記事をしきさん主催の#にゅすほめに寄稿させていただきます。

 あの、実は、NEWSを好きになって必死に情報を探している時に読み込んでいたのが2015年の「#にゅすほめ」だったので、変な話バイブル的な存在で、ブログを書かれている方への憧れが強すぎてですね…。書きたい…こわい…でも書きたい!わたしもNEWSだいすきなんです!!!と初めての水泳の飛び込みの勢いで勇気を出して書きました。至らない部分もあるかとは思いますが、NEWSが好きで褒めたい気持ちは体と心から飛び出るほどもってきました。

 

 2017年にゅすほめ3日目、私せろりは、NEWSの「伝える力」を褒めたいと思います。

 

 初めに少しだけ、自分の話をさせてください。私がNEWSにハマったのは2016年の2月です。2年前までジャニーズに全く興味がなかったアラサーが突然NEWSの沼に入ったのは彼らの直向きさ真摯さと平和さ、多幸感が理由でした。2年経った今、ファンになってからの心を掴んで離さないのは、その「職人性」にあると感じています。社会人の先輩として、職人として、仕事への向き合い方や作品を尊敬して愛してしまうし、次はどんなものを作るんだろうと追い続けてしまう。古巣がバレるけど、あの監督とキャラデザだったら絶対見るじゃん!とか、音楽あの人なら絶対好きじゃん!とかに近い感覚です。 私は職人NEWSの創る作品や空間に心底惚れこんでしまったのです。

 

 つい先日のこと。「NEWSのNEWSによる、あなたのためのミュージカル『NEWSICAL』」が放送されると発表されました。6分のミュージカルのうち4分は12月6日のFNS歌謡祭で流れ、8月から始まったプロジェクトのドキュメンタリーを含めたものが12月25日の夜「NEWSICAL」として放送されるそうです。

NEWSICAL - とれたてフジテレビ

 事前のたった1分と少しの映像から垣間見える4人の「職人性」に震え、狂喜乱舞。もうこんなの大好きじゃん!!!となりました。逃れようのない増田担の私は、すぐに先を見据えた職人の顔になる切り替えの早い増田さんや、肩にもたれる小山さんをチラッと見て話す増田さんや、組んだ手が全く動かないしすごく綺麗に血管が浮き出ていることや、ミシンを見るときの二重幅や、顔をしかめる一瞬の表情に、ものの見事に連続墓入りを果たしたのですけど……いけませんね!また気持ち悪いとこ出ちゃうので増田さんの話は一回やめますねあと薄字にしときますごめんなさい。でも手と血管見るために寄ったり引いたりして見たの私だけじゃないよねえ?みんなやったよねえ?本放送に向けてお墓をヘイホー。全国でヘイホーしたいよ。

 終わってもしばらく、4人がそれぞれの役割をもって臨むということを噛んでいたのですが、もしかしてNEWSって「伝える」ことに特化してるんじゃないか、と、そんな考えがふっと頭をよぎったのです。割と運命論者なので「名は体を表す」を信じている節がありまして、「NEWS」は本来伝えられるものであり、伝わるものであるのだから、その名のつけられたグループのメンバーが「伝える」ことに特化していくのは必然だったのではないか、とすら思うようになりました。キャスター作家エンターテイナーもしくは歌手スタイリスト。好きなことから4人がそれぞれ進んだその道は、「伝える」ということへ再び集まってくる、そしてNEWSに繋がるのだと。

 アイドルが表現者だと考えればどんなアイドルも「伝える力」は持っていると思いますが、NEWSの場合その活動の認知が事務所内に止まらない、かつ、それぞれがその分野で一定の評価を受けているという点が強みだと考えます。文章にすると就活の自己PRかよって感じですけど、実際は「しゅごい!天才!かっこいい!超すき!はあ、すき…」ってやつです。ブログはいつも興奮で弾け飛んだ語彙力を拾い集める作業です。いざ落穂拾い。

 

 私から見た、 4人それぞれの「伝える力」を褒めていきます。

 

 

「言葉」で伝える小山慶一郎

 小山さんの伝える力は「言葉」

私は音楽の日2017で小山さんの言葉の見事さが未だに忘れられません。

未来への一歩へ繋がるように、僕たちNEWSからこの曲を送ります。GReeeeNに作っていただきました、U R not alone。

たった8秒の中に、流れてくるイントロにピンとこないファン以外の人へのフォロー、曲の情報、自分たちのグループ名。曲との距離を近づけるための言葉がぎっしり。

そして、曲の途中で入る煽りの一言。

みなさんで一緒にお願いします。

 合唱部分を一緒に歌うなんてハードルの高いことは求めない、おーおおー隊募集のお知らせ。これ、ファンには普段がっつり歌ってって求めるのに、この場では求めないあたりの距離感もたまらなく好きなんです。基本NEWSとファンって相思相愛というか甘え甘えられというか。

 状況に合わせて言葉を選び抜く、尺の意識があるならおそらく文字数まで計算して単語を選ぶ、優先順位をつけて伝えない言葉を選ぶ、思考過程を読んで構成を組み立てる、間をとる、空ける、相手のペースと反応を見て話題や言葉を選ぶ。徹子の部屋で朗らかに談笑しているのを見て、小山さんの話す力は本当にすごい!と思いました。もし受験生に戻ったら小山さんに塾の先生になってほしい!

every.のキャスター、選挙特番、24時間テレビのパーソナリティ、チカラウタ、NEWSな2人。小山さんの積み重ねてきた実力は色々な場所で評価されるようになりました。経験を通り過ぎるだけでは手に入れられない、小山さんが努力を積み重ねて手に入れてきた「言葉」という伝える力。

 

 

「文章」で伝える加藤シゲアキ

 加藤さんの伝える力は「文章」。

 加藤さんの書く文章をしっかり読むようになったのはここ半年くらいのことです。ファンだけど、ファンだからこそ、文章を文章として読めるようになるまではなんとなく読みたくないなあという自分の勝手な気持ちで敬遠していました。2017年夏号のTRIPPER、Burn.文庫化あたりを読んで、なんだこれ!すごい!なんで今まで読まなかったの?バカなの?と思って過去作品にも手を伸ばし、すっかり作家加藤シゲアキの虜です。

加藤さんの文章は、軽いわけじゃないのにリズムがいいからするする進む。文章が綺麗で映像がぱっと広がるし、その色彩が本当に豊かできらきらしているから一気に読んでも全く苦しくない。むしろ話が進むと読む勢いが止まらないし、何者も邪魔してくれるな、というほどのめりこむ。加藤さんの頭の中は宇宙みたいになっていて、経験や知識が星として点在していて、ふとした偶然や意図的な結びつきで星座になるんじゃないかなあ。加藤さんが「伏線にしようと思っていなかったことが伏線になった」と話しているのを読んで、意図しないことが伏線になっていくその繋がり方は、加藤さんの普段の思考回路からきたものなのかもしれないし、それだけ小説の中の人物が生きているってことなのかもしれないし、結局理由なんてよく分かんないけどすごいなって思いました。

シンメである小山さんは話すことによる「言葉」を武器にしているのに対し、加藤さんが書く「言葉」を武器にしているのもたまらない。同じ武器に辿り着きながら表現方法がその瞬間外に発するものと、じっくりことこと煮込んだものになるとか。運命かよ。ジャニーさんやっぱり天才かよ。オタク、そーゆーのもっとほしい。

 2017年12月12日発売予定の「チュベローズで待ってる」。本人の口からいよいよ本屋大賞がとりたいという言葉が出てきていますが、何かの受賞は間違いないんじゃないかと思ってしまいます。加藤さんの「文章」はすごい、本当にすごい。

 

チュベローズで待ってる AGE22

チュベローズで待ってる AGE32

 

 

 

「歌」で伝える手越祐也

 手越さんの伝える力は「歌」。

 手越さんの「歌」はファンだけでなく、ジュニアや歌番組でなんとなく聞いた人からも認められるものであると思います。

 コンサートの時には、会場のどこからでもストレスなく聞けるようにと、前列から後ろまで座って音の響きを確認するそのこだわり。ファンになったばかりの頃、今ではこんなに歌の上手い手越さんがデビュー直後にボイストレーニングを受けてその「歌」を勝ち取ったことを知った時にはなんてかっこいい人なんだ!って感激しました。

 グループで歌う時にはついついおっきくなって、ハモってんのか主旋律なのかどっちなんだい!ってなる程の声量ですが、先輩や他の歌手の方と歌う時には一歩引いたら合わせたり、決して力任せではない天性の音感と努力の賜物。

 イッテQで得た「チャラい」「調子いい」「憎めない」キャラクター。なんか調子いいやつという印象で終わらせずに「手越ってチャラいふざけた奴だけど歌上手いよな」と「歌」にまで引き込むのは、手越さんの「歌」がもつ伝える力の強さなんだと思うんです。

 

 

「衣装」で伝える増田貴久

 増田さんの伝える力は「衣装」。

 歌声もすごくすごく魅力的だし、声が大好きなので声による伝える力も最高に推したいのですが!が!今年はやはり「衣装」だと。

 手越さんがイッテQで私服に関して「服なんか局部が隠れてればいい」と言っててめっちゃ爆笑しましたが、私生活ではほんとはよくないかも知れないけどそれでいいとして、コンサートではそうはいきません。葉っぱ一枚でシリウス(例に出してごめんシリウスを歌ってるのを聞いて、綺麗な曲だと思えるでしょうか。私は一回爆笑した後、確実に自担の筋肉に発狂して意識を失うと思うんです!ちょっとだけ見たいけど! 衣装はNEWSにとって欠かすことのできない伝える力です。音楽や照明や映像と一緒に世界をつくる。現実から一気に夢の世界に連れて行ってくれる。メンバーの身体に合わせて、魅力に合わせて、好みに合わせて作られた衣装。

今の"NEWS"を伝える衣装

 装苑で増田さんは言いました。他のタイミングでは「自分がメンバーをこう見てきたことの発表の場」とも。 増田さんにとって「衣装」が増田さんの服や、NEWSや、ファンへの想いを伝える手段になっていることは疑いようがありません。言葉は少ないかもしれないし、言葉ではない方法で伝えようとしているのに、こうして言葉で咀嚼しようとするのはちょっぴりナンセンスなのかもしれません。でも、かっこいいものはかっこいいんだもん〜!

 確かに増田さんの衣装はコンサートや歌番組などアイドル業と共に表に出てくるので「アイドルなのに◯◯」にはなりにくかったのかもしれません。「装苑」でのNEWSの衣装特集は、増田さんが今まで携わってきた「衣装」、そして増田さんのセンスや美学への、一つの評価だったと思うのです。

 

 

NEWSの4人の「伝る力」の向かう先

 4人それぞれを褒めたので、話を戻します。「好きなことから4人がそれぞれ進んだその道は、「伝える」ということへ再び集まってくる、そしてNEWSに繋がる。」私は、はじめにそう述べました。では、NEWSは、4人それぞれが獲得してきた伝える力をもって、いったい何を伝えようとしているのか。それは4人からNEWSへの、そしてファンへの。そう考えます。彼らの視線の先にはいつもファンがいる。NEWSを好きになって2年。笑顔も涙もありました。やきもきすることもあります。それでも、愛されていることを疑ったことは、ただの一度もありません。

 

  

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。また、突然の参加、大変失礼いたしました。

忙しい師走を皆様もレコーダーも乗り越えて、カウントダウンと共に楽しく2018年を迎えられますように…!

 

 

 

 

 

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