世界で一番平和なところ

NEWSをすきになりました

NEWSを好きな自分をつくった作品

 普段はNEWSのことばかりのブログですが、今日は自分の人生に影響を与えた作品の紹介を。ジャニーズを好きになって日が浅いので、もしかしたら今まで好きになった物の中にNEWSの魅力もあるんじゃないか、と思い至ったのがきっかけ。

ほら、好きなものを好きな人の好きなものは好きになる確率が高い(分かりにくい)っていうし…もしかしたら好きなものをいっぱい書いたらNEWSに惹かれる人が出てくるかなって思って。書き始めたら止まらなくて長くなっちゃったし、ちょっと分かりやすくしようと目次つけたら尚更熱い感じになっちゃった。

前に流行って完全に自分の好みで反芻している作品と、これからが気になっている作品なので、今このワードで検索かけている人は、おそらく趣味が近い…つまりNEWSを好きになる!(無理矢理)

 

だからこのブログに気になる作品があった人はNEWS見てみてね?ね??

好きそうな円盤とかCDと曲名載せておきますね?(大きなお世話)

つみきのいえ加藤久仁生

つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]

2009年にアカデミー賞短編アニメ部門受賞、文化庁メディア芸術祭で大賞を受賞した12分間の短編アニメーション。映像も絵本もある。偶然見に行っててその場から動けなくなってすぐ購入。その後何かのきっかけで波が来て平積みされていたので、目にした方も多いかと思う。

つみきのように積み上げた家で暮らすおじいさんのお話。おじいさんが周りにあるものとか思い出を大事に大事にしていて、淡々と進むんだけどそれがまたいい。台詞なし、音楽とアニメーションのみ。ナレーション付きもある。老齢の方が昔を愛おしむ作品がぐっとくるようになったのは、年を重ねて自分の記憶も増えてきたからなのか。「この世界の片隅に」を観終わった後にも淡々と進む日常生活以上にドラマティックで残酷なものは無いと思った。(いい映画なんだけどトラウマ級にしんどくて半日廃人化した。つらいとか悲しいじゃなくて、しんどい)

鉄拳さんのぱらぱら漫画や「象の背中」が好きな方に刺さりそう。絵本だと「おおきな木」とか。

ちなみに、6〜7月のNHKみんなのうたで「風と共に」のアニメーションをするそうです。エレカシの宮本さんが新曲を書いて、加藤久仁生さんがアニメーションですって。絶対好きなやつやん。

岸部のふたり:マイケル・デュドク・デュ・ビット 2010 これも好き。

 

◆ バタフライ / WHITE / NEWS

音楽だけでもいいかも。映像なら4月の少年倶楽部プレミアム。

 

 

 

 

透明な沈黙:透明標本×ウィトゲンシュタインの言葉 

透明な沈黙

冨田伊織さんの制作する透明標本の写真と、鬼界彰夫さんが訳した哲学者ウィトゲンシュタインの言葉を一緒に。タンパク質が透明で骨に着色された標本は1つ作るのに半年〜1年かかるんだそう。

生死の境、みたいな。有機物なのに生命がない違和感と、ぼんやりと浮かび上がる標本自体の美しさにゾクゾク。そのアンバランスな気持ち悪さが、ウィトゲンシュタインの言葉で落とし込まれるような、補完しあってるような感覚になる。ついつい何度も開いてしまうし、一度開くとしばらく読んでしまう。QUARTETTOの光で浮かび上がる衣装の演出がどことなく怖いのと近い怖さを感じる。

哲学者ウィトゲンシュタインについては「論理的哲学論考」と「哲学探求」の人、くらいしか知らなかった。生い立ちや考え方については説明できるほど読み込めていないので、多分一番有名で好きな言葉を置いていきます。

語りえぬものについては、沈黙しなければならない

 

◆I・ZA・NA・I・ZU・KI / QUARTETTO / NEWS

 

 

 

 

越ちひろ

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長野県千曲市を中心に活動されている画家さん。

壁画や、音楽に合わせて白無垢に色を打ちつけて作品を作ったり、音楽に合わせたライブペインティングを行ったり、その場で生まれる感覚を作品に落とし込んでいる迫力は凄まじい。あと、色彩が美しい。きらきらしてる。ちひろピンクと言われる印象的なピンクがかわいい。

去年上田市のサントミューゼで個展をやって、銀座のアートフェスやISEPANのショップバッグとか、新宿の壁画とか、首都圏での露出が増えている印象がある。

コラボが多くて、Hilcrhymeさんのアルバムデザインや、村上"ポンタ"秀一さんのドラムセットデザイン、氣志團のサポートドラマーの叶亜樹良さんオリジナルスティックをデザインなど、様々。長野のお酒のラベルデザインもされている。

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長野駅の壁画(上:携帯カメラなので荒いけど本物はもっときれい!)も描かれているので長野にお出かけの際はぜひMIDORI内の壁画を。ついつい4色見えるとNEWSカラー!となっちゃうけど、本当に綺麗な色彩。コラボしてほしい…

すごくすごく今気になっていて、そっと活動を気にしている方。

 

◆さくらガール / WHITE / NEWS

◆ファンタジア / テゴマスの青春 / テゴマス

 

 

 

 

舞台 黒執事

黒執事は只今勉強中。

とにかくすごい!衣装一つにしても裏地までこだわり抜いてるし(原作者さんの愛情がすごい)、「地に燃えるリコリス」を勧められてDVDを見たのですが、マダム・レッド役のAKANE LIVさんの歌声と表現力のあまりの迫力に圧倒されて、はまり込んでしまった。舞台に手を出したら危険だって思ってたのに…翌年のサーカス編を観に行って、生で聴く歌声の力とか照明に揺られる感じとか、本当にすごくて。

あと、DVDみてしばらくコマドリちゃんが頭から離れなかった。こ・ま・ど・り・ちゅわ〜〜ん♡♡あれ?既視感。手越さん出てたっけ?

 

◆NEVERLAND (アルバム) / NEWS

◆BYAKUYA / WHITE / NEWS

黒執事好きでこの二つ嫌いな人はいないんじゃない!?って勝手に思っている。

 

 

 

 

7SEEDS田村由美 

BASARAの作者の田村さんが月刊flowersで連載されている作品。これがね!もうすぐ!最終回なんです!今年は自分の中で「女王の花」が最終回を迎えた年だったのに…辛い…

天変地異で壊滅状態になった未来の日本で、政府のプロジェクトによって選ばれたメンバーが生き残っていくお話。サバイバル。

メインの登場人物が30人を超える。多い?それがみんな区別がつくんです!BASARAもそうだけど、キャラがそれぞれで生きてるって本当に田村先生の手腕だと思う。

作品の中で成長していくので、何が起こるのか分からないし、本当に生きているんじゃないかと思うほど登場人物が違う価値観でちゃんと立っている。恋愛メインではないけど、男女がいるのでカップルもできたりする。その組合せも初めは思いもよらないペアだったりする。きれいな部分だけではなくて、人間の汚いところとか、どうにもならない無情なこととかも普通に出てくる。どう表現していいか分からない感情が溢れて涙が出る場面がたくさんある。

その割には注目度が低い気がする。おかしい。確かにアニメ化も映画化もドラマ化も漫画のスケールが大きすぎて難しいのもあるし、読まなきゃ分からない名作ではある。いや、でも、もっと評価されていいと思う。読んだ人でハマらなかった人を見たことがない。もしかしたら、男性の方がハマるのかも知れない。

今なら(2017年4月)最終回をリアルタイムで読むことができるんです!漫画サイトをご利用の方は、割と3巻無料になってるのと、これから最終回に向けてなってくるはずなので、是非!でも、本当の魅力は3巻だけじゃないよ?とりあえず9巻まで読んで見てほしい。そこまでが長いけど基礎部分。

 

◆ DREAMS / 美しい恋にするよ / NEWS

いや、これ、NEWS以上に思い入れが強すぎて選べない。7SEEDS自体に楽曲名がたくさん出てくるので、聴きながら読むのもいい。

 

 

 

 

サンサーラ・ナーガ1×2

サンサーラ ナーガ 1×2

 10年以上前から1回/年ペースでやってるゲームがあるって言ったら信じますか?自分の中で不朽の名作枠があったら、確実にこれ。(もしくはオリエンタルブルー〜青の天外〜)

監修・脚本が押井守さんと伊藤和典さん、音楽を川井憲次さんが手がけている。つまり攻殻機動隊と同じ。もともとはファミコンスーパーファミコン。持ち運びの便利さでGBAソフト。RPGの段々敵が強くなって行くシステムも、町民みんな親切説もずっと同じ台詞説もすぐ打ち砕かれる。世知辛いな〜〜と心折れそうになっていると、突然優しい声をかけられたりする。ドラゴン育成RPGだけど、「私たちはどこから来てどこへ行くのか」みたいな哲学的な質問が繰り返され、考えながら進む。

どのBGMもいいけど、特にサンサーラ・ナーガ2の空中庭園は本当に本当に素晴らしい。儚さ?切なさ?サントラにプレミアがつくの納得しかない。動画拾ってください。

DSLiteGBAソフトをプレイできるので未だに愛用しているんだけど、最近調子悪そうで心配…。

 

◆勿忘草 / WHITE / NEWS

アムリタを思いながら。

 

 

 

 

えーえんとくちから:笹井宏之

えーえんとくちから 笹井宏之作品集

作者の笹井宏之は逝去されていて、数冊の作品集のみ。

えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい

表題作はこれ。産まれたばかりの赤ちゃんの泣き声のような言葉から。口から生命を吐き出すような、自分の中に潜り込んで正体を掴もうとしているような。

もう一個笹井さんの作品で好きなのがあって。

 ふわふわを、つかんだことのかなしみの  あれはおそらくしあわせでした 

なにこれー!!!ってなった歌。すごく優しい言葉がたくさんで、ふわっとしていて、優しいのに読んでると切なくなる短歌がたくさん。

いのちなき砂のかなしさよ

さらさらと

握ればゆびのあひだより落つ

(石川啄木/一握の砂)

なんとなくこの歌を思い出す。笹井さんの思う「かなしさ」は「悲しさ」「哀しさ」「愛しさ」全部なのかな〜と思いながら読む。

 

◆2人/130000000の奇跡 / 10th Anniversary / NEWS

ぜひこっちのバラードver.で

◆きれいごと / テゴマスの青春 / テゴマス

winter moon / WHITE / NEWS

 

 

 

 

風ノ旅ビト

PS3PS4から配信されているオンラインゲーム(オンラインじゃなくても可)。下はサントラCDだけど、雰囲気だけでも伝われば。

Journey

 

PS4版のトレイラーを是非。

youtu.be

 意識を取り戻すと砂漠に一人。ひたすらに美しい風景の中を旅をしていく。自然の美しさに圧倒されながら、自分の小ささを感じながら、目的にむかって黙々と旅を続ける。寺院が出てくるので宗教的な意味合いもあるんだろうけど、解読できる文字と台詞が一切ないので、旅の目的や背景世界の受け取り方はプレイヤーに委ねられている。

もう音楽と風景美がハンパじゃないし、ずっとここにいたい!みたいな場面がある。夕日に輝く砂漠とか、細かく煌めいてて…

この道や  行く人なしに

この道や  秋の暮れ

各地域の古い言葉のED。松尾芭蕉の辞世の句とも言われる一節が盛り込まれている。プレイ後に聴くとたまらない。

確実にオンラインの相手との愛が深まる。でも言葉はないので(コミュニケーション方法はある)どうにか伝えあおうとお互い考える笑。半分ずつハートを書いたり小突きあったりする。分かってもらえなくて放置されたりもする。あと白さんはとても優しい方が多くて、甘えたくて一番初期の姿でプレイしちゃう。あるある。裏世界に二人で迷い込んだら本気で迷子になっちゃって、2時間ぐらい出口が見つからなくて泣く泣く別れを告げたあの人にもう一度会いたい。

じわじわきてたのが、実況動画で爆発的に流行ったよね?未だにながーく愛されている。最近人がいなくて繋いでてもソロプレイだからみんな来て……

ゲーム全くの初心者でも大丈夫。スマブラで浮かんでいるだけなのに一番初めに死ぬ、マリオ1面がギリのRPGメインの私がちゃんとクリアできるんだから、問題ない。(基本下手くそを経験でカバーしているので、相手が1週目さんだとフォローできなくてごめんって思う)

 

◆あやめ / NEVERLAND(アルバム) / 加藤シゲアキ

 

 

 

 

窯変 源氏物語:橋本治

窯変 源氏物語〈1〉 (中公文庫)

たくさんある源氏物語の現代語訳の中で一番ハマったのが橋本治さんの源氏物語。古典の色彩豊かさが好きなので、言葉の美しさの点で橋本治さんが一番しっくりきた。光源氏目線だし、ややねちっこいし、最初に手にする源氏物語としてはスタンダードではないんだろうけど、色合わせとか、古典文学の風景の色合いが好きで、和歌をそのまま楽しみたいのでハマった。言葉の置き換えはあるけど、なるべくそのままの和歌で、文脈で意味がわかるようになっている。日本語が綺麗。暴力的に綺麗。

それぞれの章にフランス語で一節あって、挿絵はモノクロ(しかも日本人じゃない)だけど、なぜか浮かないのは言葉がそれ以上におしゃんてぃだからだと思う。フランス語分かんないけどなんかおしゃんてぃじゃん?

そんなこんなでNEWSのI・ZA・NA・I・ZU・KIがどうしても伊勢物語の芥川になっちゃう魔法にかかっている。NEWS聴いてるとちょくちょく古典かな?って思う時があるのは、月とか別れみたいな曲が多いからかなあ。

 

◆KAGUYA / MV

◆I・ZA・NA・I・ZU・KI / 美しい恋にするよ / NEWS 

夏の夜の感じ。テゴマスのハモりがすごい。

 

 

 

おわりに

他にも数えきれないほど好きな作品や作家さんはいますが何度も何度もリピートするという点に限って。まさかこんなに長くなると思ってなかったし、まだまだ伝えたい魅力はあるんですけど、いい加減6000字を超えそうなのでお終いにします。

 

確実に自分の人生に影響を与えた作品たちなので、共通点もあるし、てことは逆算でNEWSも好きになるかもしれないよ?って思う。

ジャニーズのNEWS、アーティストとしても、とても魅力的です!

 

 

 NEWS関連のDVD・CD